夜空にはロマン溢れる壮大なドラマがあります!!
是非一緒に夜の空を旅して見ませんか??

【星座の歴史】星座は世界中の夢とロマンで誕生した!!

おはようございます、幾顆蜜柑です。 

皆さん夜空を見上げる機会は増えましたでしょうか?私も最近星空を見るようになって、気分が落ち着くようになってきました。あの無数の星空を見ていると、自分の悩みなんてちっぽけなものに思えてきます。今回は星座の歴史について書いていきたいと思います。宇宙はまだまだ未知の世界ですが、星座そのものは人が生み出したものによります。昔の人はバラバラに散らばっている星の中にある法則を見出します。星の配置にも何かしらの意味があるのではないかと考えたわけです。そこから様々な人や動物、神話を創り出しました。今回はその歴史について書いていきます。

 

 

【一晩中星を眺めてみよう】きっと新たな物語が生まれる

今から約4000年前、チグリスとユーフテラスの二つの大河に挟まれたメソポタミア地方(現在のイラク付近)がありました。当時の古代バビロニア人は一晩中羊の番をしながら、一面の星空を眺め、動物や伝説の生き物、英雄達の姿を見出したのです。それが星座の始まりと言われています。

古代バビロニア人は、日食や月食、移動する惑星などの天文現象を恐れ、また不思議に思いました。そしてその様子を販促するようになりました。それが今の星占いの原型となります。こうして、惑星の通り道に黄道12星座と呼ばれるものが作られました。こうしてバビロニアの星座は、次のカルデア王国へ引き継がれ、それがエジプトやフェニキアに伝えられて地域独自の星座が生まれたと言われています。

ギリシャ人はこれらの独自の星座と神話や伝説を自分達のギリシャ神話に基づいて星座を更に発展させました。そしてそれを2世紀のアレキサンドリア天文学者であるプトレマイオスが整理をし、現在の48星座に確定したのです。

 

【星座は中国から伝わった!?】星座は世界の夢とロマンの結晶で生まれた

「星座」という言葉は中国から伝わったと言われています。中国では280以上の独自の星座がありました。また、日本でも枡形星と斗掻星があるように、各地方で星の名前が伝わっています。

ヨーロッパでは、アラビア経由で48星座が伝わりました。しかし15世紀から大航海時代が始まり、色々な地域の星座の情報が入ってくると、新星座を作ることが流行し、大混乱になりました。それによって、1930年に国際天文学連合はそれを整理して、今私たちが親しんでいる88星座になったのです。

蛇足ですが、17世紀のポーランド天文学者へベリウスは10個の新星座を作りました。そのうちの7個は現在も残っています。自分が作った星座が現代でも受け継がれてるなんて、とてもロマンのある話です。

 

大人になると子供の頃の夢なんて忘れてしまう人が多いのではないでしょうか?でも今回星座の歴史を書いてみて、当時の人たちはとても純粋でロマンチックだと思いました。それは現代のように物や情報が少なかったからかもしれません。宇宙はまだまだ未知の世界です。是非、今夜は星空を眺めて、想像の世界に浸って見ては如何でしょうか?

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!!